続・ネット人格を育てよう
発信とは被監視である.
生権力 = バイオパワー
ミッシェル・フーコーは著書「監獄の誕生」の中で"生権力"という概念を示した.
監獄にはパノプティコン=監視塔があるだけで,囚人は暴力のような直接的な力を使わずしておとなしく規律的になる.
このことから監視者は被監視者に対し,一種の権力(バイオパワー=生権力)を持っているのだとする考え方である.
フーコーはこれにより,近代は権力の形が変わっただけで,個人が自由ではない構造は近代以前と変わっていないと言う考えを示した.
また,これにより強い権力は必要なくなり,現代においては個人同士が監視し合う社会であるといえる.
バイオパワーを利用しよう.
バイオパワーにより,自らを規律正しく生きることができないだろうか.
というか,既に太古の昔から言われている.
人は人の目があると規律ある行動をするものである.
発信しよう.
発信することは,自らの存在を証明するだけでなく,規律ある行動を強制する.
自らの成長のために発信することが必要である.
ネット人格を育てよう
ネット人格
ネット人格とは私が今考えついた単語であるが,つまりネット上の存在を表すネット上の人格を育てようということだ.
Google村八分
Google村八分 Google村八分という言葉がある.これはGoogle検索に意図的にヒットしないようにSEOされた状態を,社会から除け者にされた状態である村八分に例えた言葉だ.
ネットがこの世のあらゆる情報を網羅し整理しているという前提に立ったとき,ネットから情報を得られない存在はこの世に存在しないかのような錯覚を生む.
これは就活生達,採用担当者の間にも同じことが言えるのではでは無いだろうか つまるところ,情報発信をしようという話.
ネット人格を育てよう
ネット人格育てるにはどうしたら良いだろうか.
それにはいろいろな方法があるだろうが,フィードバックを得ることが成長の一番良い方法だ.そのためには己自身を公開する必要がある.
具体的な方法の例
だが,これらを選ぶのはどのような基準で選べば良いのだろうか.
情報媒体の選択とそのレベル
まず,世間様が情報を入手できる手法で情報を発信する必要がある.情報媒体=メディアを誤ると,まず届かない.メディアの選択を誤らないために,メディアの分類をプログラミング言語の分類を元に行いたい.
Low level to High level
レベルとは,扱う情報の抽象度だ.
githubはwikiがあるが,それさえあればblog,Facebookと同じかといえばそうではない.
情報媒体には情報を記録保管する機能と,情報を伝達=コミュニケーションする機能があるためだ.これらは両立することができず,どちらかの機能をトレードオフし成り立っている.
なぜならば円滑な伝達のために必要な"解釈"は,保管する側にとっての情報の"減衰"であるためだ.よって,githubそれ自体にはblog,facebookのような拡散力は無いし,blog,facebookにはgithubのような情報を記録,保管する機能がない.
レベルが上がるごとに情報の抽象度は上がり,伝わる情報量は少なくなる.
つまり,githubに出来上がったものを置いておくだけでなく,それを解釈する役割のメディアに載せなくてはならないということだ.
それぞれはプログラミング言語のレベルの差のように,得手不得手がある.
アセンブリ言語,C言語,python,PHP,どれか1つを使うよりも適材適所使った方がいいに決まってる.
これからメディアを選ぶ時,それを好きだから使う使わないではなく,メディアをレベルで選ぼうという考えを持ってはどうだろうかという提案である.
情報の整理の必要性
前述の通り,伝達のためには抽象度を上げる必要があり,抽象化するということは,情報量が減るということであるが,情報量が減るということはそれだけ偏向しやすくなるということだ.情報が誤って伝わるのをどう防げばよいのだろう.
解決策は至って単純で,最初から情報を整理して,分かりやすくしておけばよいのだ.
情報を偏向報道されないために
近年,ポストトゥルース,フェイクニュースなどのせいか,一次ソースを確かめることをしない人々の存在とその責任が問われている.しかし,そんなことをしても無駄である.面倒なことは誰だってしたくないのだ.
情報の整理とは
これにとやかく言うのではなく,発信する側が情報のいわばエンドユーザーの立場に立って,分かりやすく情報減衰したあとのことを考えて抽象度ごとに情報源を整理したらどうだろうか.
一次ソースに同じ内容の違う抽象度の情報を揃えておく. すると情報の受け手はそれぞれの関心に従って情報を受け取りそれを伝達していく.
それらは解釈されることはあっても湾曲されることはない.
なぜなら,他の情報が一次ソースから二次ソースへとレベルが上がるごとに偏向する可能性が増すのに対し,一次ソースからレベルが挙がった先の状態をも一次ソースに組み込んであるためだ.
受け取って欲しい人の必要としている抽象度に合わせて情報を整理することで,情報の偏向を未然に防ぐ事ができる このように私は考えるのだがどうだろうか.
上記の方法は机上の空論である.なぜなら,膨大な手間がかかるためだ.しかし,これをやってくれるものはないだろうか.
AIによる抽象化
AIによる情報の抽象化とその発信こそがフェイクニュースに対する対抗策である.
AIによる情報抽象化サービスが発信者と受け手の間の信頼を担保することで,世界はフェイクニュースとは無縁となる.
発信=創造
なにかプロダクトを作成しただけでは"創造"をしたことにはならない.
なぜなら,"創造"とはなにごとかをこの世に新たに存在せしむる,ということだが,先述の通りネットに存在していない限りこの世に存在しないのだ.
まとめ
- 創造したものをネットで発信することが"創造"することである.
- 偏向されたくないのならば,抽象化してタブルで発信することが必要である.
- 情報を抽象化するAIがフェイクニュースを駆逐する.
機会費用
機会費用とは
機会費用とはつまり,
もし他になにかやっていたとき生まれたであろう利益を,それをやっていない今の自分から見た時費用として捉えることである.
Remember that time is money (ベンジャミン・フランクリン)
選択した以上,その選択した事柄から最大限の利益を得るよう努力すること.
そうしなければ,潜在的に損失を生んでいるということなのだ.
NP困難問題
NP困難問題とは
よく聞くけど,よくわからないやつ,NPとか,今回理解することができたので,ここにまとめます.
用語について
大雑把に言うと,
Pとは一般的な解法で解けること.
P,NP
例えば, 2次方程式は『解の公式』の解は求められる.
一般的な解法があるものはあらかじめ計算にどれくらいの時間がかかるのか見積もることが出来る。
これを「多項式時間(Ploymonial-time)で解ける」という。
しかし,そうではない問題もありますよね?
これに対して「素因数分解」や「ナップサック問題」のような問題は決定的な解法が知られておらず,考えられるすべての場合をしらみつぶしに調べなければならない。
このような問題を「多項式時間で解けない(Nondeterministic Polynomial-time)」といいます。
NP困難
そこで P 問題(Polynomial つまり多項式時間で解ける問題)と NP 問題(Nondeterministic Polynomial つまり多項式時間で解けない問題)については
P≠NP (世の中には一般的な解法がある問題と,総当たりでしらみつぶしに調べるより他に手がない問題と二通りある)
P=NP (一生懸命考えればどんな問題でも一般的な解法があるはず) という分類のされ方をします.これらは将来,明確な解が見つかるかもしれない,という前提がある.
まとめ
多項式時間(計算量が分かっている問題を解くためにかかる時間) P(多項式時間で解ける) NP(多項式時間で解けない)
参考
Atomでmarkdown
Atomでmarkdownを書いてみる
動機
qiitaで気になる記事を発見したため.
参考にしたサイト
http://qiita.com/kouichi-c-nakamura/items/5b04fb1a127aac8ba3b0
実行結果
おもしろい.
考察
面倒はないが,やはり導入コスト,学習コストはある.
私はemacsで,sequential-command.elを導入している.
http://d.hatena.ne.jp/rubikitch/20090219/sequential_command
これは大変大変便利なもので,同じコマンドを連続で入れると,違う挙動をするというものだ. C-a行頭へカーソル移動 C-a文頭へカーソル移動 C-a元々の場所へカーソル移動
これはAtomにも同様のパッケージはあるのかもしれない.(自作するという手段もある) しかしそれは,労力を裂く場所を間違ってない?
導入コストについての考察
本当にしたいことは何か
私が本当にしたい,しなければならないことはなんだろうか.
本当に心地良い環境設定を徹底的に時間を掛けてすることだろうか.
さっさと考えていたことを形にして次に進むことではないのか.
毒矢のたとえ
ここである仏教徒の例え話をしたい.と続けるのもいいが,簡単に要約すると,
矢に射られた時,射手が背格好のどんなやつかを調べる,あるいは矢がどんな速度で射ち込まれたか,なんてどうでもいいから,矢を抜けば?という話.
つまり 今一番やるべきことを見極めろ ということだ
Clion コマンドライン引数
検索してでないなら類似検索せよ
Clionを使いだした.
しかし,コードの実行にコマンドライン引数を渡すのはどうやるのかわからない.
検索しても出ない.
そうなのだ.検索しても出ない.
類似するよりメジャーなもので検索する
ClionはIntellij IDEAライクなIDEである.よってそちらで検索すれば良い.
解決した.
java - Run programme from IntelliJ with command line file input - Stack Overflow