就活エントリ
先日1月某日に内定をいただいたので,就活エントリを書こうと思います.
エントリーした企業について,また利用した就活サービスについて書きます.
利用した就活サービス
エントリーした企業
- ビズリーチ
- voyage group
- 内定を頂いた某企業
利用した就活サービス
逆求人
逆求人はインターンシップ逆求人1回,開発スタンダード逆求人を1回,計2回参加しました.
流れとして学生は事前にwebサイトへESのように経歴と開発経験,アピールポイントを書いておきます.
当日は数分間だけの挨拶をほぼ全ての企業と名刺交換的に行うのですが,この際企業は気になる学生から優先して挨拶に来ます.よって挨拶にすら来ない企業もたくさんあります.
学生は面接したい企業をアンケートで記入します.そしてマッチングすれば企業と一対一で所定の時間面談することができます.
時間内にすることはこちらに任されていて,自分の技術力などアピールをスライド等を使って行います.
昼ごろから始まり18時までの間に6セッションの面談がありました.(自分はESがうまく書けていなかったので引きが少なく,3-4企業だった)
逆求人の良い点悪い点を書いていきます.
良い点
- 一対一で企業の人と話せる
- 雑多な雰囲気で自然と気楽に喋れる
- こちらのスライドで自分をアピールできる
- 遠方支援金がでる
- 学生同士で情報交換できる
- いろんな企業を知れる
お金は自分の場合,最大の2万5千円が当日手渡しでもらえました.しかし,紛失しました.()
5.学生同士の情報交換については,ためになった点で後述します.
6.いろんな企業を知れる 逆求人はコンセプトが別れていて,開発系AI系などがありました.そのため参加する企業がたくさんある分,その分野の企業を広く知ることが一日でできました.企業は学生への自社の強みをスライドなどで説明するので,業界のこと,他社との差別化部分なども知ることができます.
悪い点
- 企業からの引きがないと暇(メリットも有る)
- 目当ての企業へアピールしても会えるとは限らない
ためになった点 => 他の学生のアピールスライドを見せてもらえたこと.
就活中に面接をしますが,一人一人個室で面接をするのが普通だと思います. 自分の場合さらに時間で呼び出されたり,web上で面接をしたりしていたので,自分以外のライバルがどのような形で就活しているか,アピールしているかイメージできませんでした.
逆求人をすることにより,すぐとなりで面接が行われているので情報がよくわかります.さらにサポーターズの逆求人では企業とマッチングしない時間に他の学生との会話のセッションがあったのでそこで情報交換することができました.
その際に自分は一番企業から引きがあった人のスライドと発表を聞くことができて,大変勉強になりました.また,厚かましくも自分のスライド発表を見てもらい,添削してアドバイスをもらいました.
反省
ちなみに,アドバイスは以下のような内容でした.
- 短いスライドなので目次はいらない
- 画像が少ない
- アピールしたいポイントがページ内で強調されていない
- もっとアピールできるポイントをひとまとめにしているので目立たない
- レイアウトが単調でゼミのスライドみたい
また,どんなエンジニアになりたいかという質問にうまく答えられず,ふわっとした応答になってしまいました. というのも,そもそも「どんなエンジニアになりたいか」を聞くのが普通というか企業がほぼ必ず聞いてくるとは想像しておらず,技術のことを頭に入れていれば良いという安易な考えだったからです.
逆求人の総評
逆求人は総合評価としてはいいです.だだし,ワンチャン面接を少し短縮する可能性がある合同説明会程度に思っておいたほうがいいでしょう. 面接の練習としては最適だと思います.
サポーターズ
サポーターズは2回しか利用していません. 1回目は1dayインターンシップ.2回目は5000円欲しさに参加した総合職の座談会.
サポーターズは就活に支援金をよく出してくれることで有名みたいです.自分はvoyage groupの面接に参加した帰りに座談会に参加しただけですが.
サポーターズの就活相談
1月はじめにサポーターズから電話で就活相談の面談をしないかと打診されました.すこし焦っていた私はなんとなく同意し,なんとなく面談をしました.
面談は以下の内容でした.
- どんな学生が有名企業に内定するか
- 学生の傾向,人気な企業,分野
- 企業を紹介するからES書いて
どんな学生が有名企業に内定するかという内容は結構ためになりました.というかweb等の記事では普通のことを,就活斡旋する人の口から聞いたのでやっぱりそうなんだ,といった腹落ちする気持ちでした.
有名企業に内定するのは,ライブラリを自作していたり,webサイトいくつも自作していたり,インターンをすでにしている人(上位5%)
自作したなにかがある人(上位20%)
自作したなにかもない人(その他80%)
こんな感じの別れ方らしいです.
paiza
良さそうだけど良くなかったです. というのも自分のランクが足りなかったのか,結局プログラミングテストを受けさせられます. かつ,普通に面接パスとかじゃなく,一次面接からやらされたりする.
いやいやいや,それをなくしたい,というかなくせるという謳い文句でpaiza新卒とかは客に宣伝売ってるのに一次面接からかい...となりました.
エントリーした企業
ビズリーチ
paizaからエントリーした.paizaでスカウトメールが来たので面談の後にオンライン面接とコーディングテストをしました.
興味があるというより,良さそうな業績と働く制度だと思ったためエントリーしました.
落ちたましたがなぜ落ちたのかよくわからなかったです.
voyage group
1dayインターンに参加し,広告産業への興味からエントリーしました.
技術力に卓越した人が多いらしいので興味があった.オフィスが芸術的.
某企業の面接の練習も兼ねていました.
面接で落ちましたが,明確に悪いところがわかります.
まず第一に私の長所をアピールする手段を持っていかなかったです.
私はその後に逆求人に参加することでアピールするスライドを作成したり,多少自己アピールをすることを学びました.
しかしこの時点では自分をアピールすることがよくわかっておらず,なんとなく自作webサイトでも作ればいいのかなとおもって前日に作業していましたが,付け焼き刃で間に合いませんでした.それだけでなく,自己アピールスライドも作成していかなかったのです.
第二に,質問におかしな返答をしてしまった点です. 私は受け答えをするときに,緊張したり不安になると冗長で落ちのない話をべらべらと話す癖があります.それだけでなく,自分のためにならないことをぺらぺら喋ってしまうことがあります.
面接で自分が打ち込んできたことを話した後に,「それ以外あるいはそれ以前あなたが打ち込んできたことは?」という趣旨の質問をされたときです.
これだけで私は動転してしまいました.なぜなら自分の普段の行動に自身がないからです.自身がないがないなりにプログラマーらしい競プロの話や,webアプリ開発経験の話をできたと思ったら,それ以外は?それ以前は?といった質問をされてしまっては不甲斐ないいつもの自分をさらけ出すのはだめだ!という強迫観念にも似た何かが溢れてしまって,結果受け答えがぐちゃぐちゃのしどろもどろになってしまいました.
しかも絞り出した内容がその時読んでいた仏教の話でした.さらに父親が信心深く神社で色々祈祷してもらってきたり,御札を毎年もらっていることなども話し出しそうになりました.自分でそれを打ち切って強引に方向修正しましたが,自分でも抑えがつかずたいへん気まずい思いをしました.
人事の方は,むしろ趣味のことでも何か打ち込んだものがないかということが聞きたかったのではないかと思います.就活をする間に人事の方と話したり,webの記事を読んでわかったことですが,おそらくはポテンシャル採用的に何か打ち込んだものがあると良いと判断されているのだと思います.
そのため技術的に大したことがないとはいえ,焦らず慌てずに打ち込んだ趣味の話をすることができればよかったのだと思います.映画の話とか.
内定までの流れ
- 2019年5月 インターン逆求人により某企業にインターン予定が決定(その際企業訪問の誘いを受ける)
- 2019年6月 某企業に企業訪問をする.見学し,業務内容等をプレゼンされる(その後食事会)
- 2019年8月 某企業へインターン
- 2019年11月 某企業へ食事会で呼ばれる.インターン仲間と6月の企業訪問とほぼ同じことをもう一度行う.その際,就職したい旨を伝える.
- 2019年12月 voyage groupへ面接
- 2020年1月 某企業で就職面接.代表,部門代表,エンジニアの前で面談1回.終了後,その場で人事より内定の報告があった.
総論
- 理系は就活したいところにインターンに行きましょう.
- 逆求人は面接の練習,業界研究としてはいいです.
- paizaは見掛け倒しです.