質問をする時の注意点
質問するときの注意点
- 気になる点を明確にする.
- 明確になっていない部分を明確にする.
- 不足していない部分を明確にする.
今回の質問
今回,自分は質問を失敗したと思っている.それは以下の理由だ.
- 質問したい内容が,明確になっておらず,相手を困らせる.
- 必要のない煽りをしてしまう.
今回は,発表の内容の独自性,新規性が皆無であったためにそれが直接「それはそこでやる必要はないのでは?」ということを言いたかったのだが,それを補足するための説明が質問を冗長なものにし,回答者を混乱させてしまった.これは健全な議論の妨げとなるため,冗長な質問は避けるべきだ.
まとめ
質問は,なるだけ,簡潔にした方がいい,
哲学的問答法
「哲学者の道具箱(The Good Thinker’s Toolkit)」 を用いて質問を行う。
1.What:意味(それはどういう意味ですか) 2.Reasons:理由(その理由を教えていただけますか) 3.Assumptions:前提(それは~を前提としていませんか) 4.Inferences:推論(もしそうだとすると、~ということになりませんか) 5.Truth:真実(それは本当でしょうか) 6.Examples:例(それの具体的な例を挙げてくれますか) 7.CounterExamples:反例(それには~のような例外もあるのではないですか)
哲学的問答法のやり方【哲学対話入門】 | 生きる意味.net
人と議論をしたときに必ず後悔する
人と議論をしたとき,今回のような質問も含めて,なぜこのようにひどくネガティブな感情を自分の中に生んでしまうのか,自分なりに分析した.
まとまりをもたせ,グダグダにしない.
要旨をはっきりしないと,自分にとっても,相手にとっても良い結果をもたらさない.
相手はいらいらし,そこを詰めてくるからだ.
まとまっていないな,と感じたら即座に,「つまり,これこれということが言いたい(あるい聞きたい)のです.」と言う.
だが,これは最後の手段で,なるだけ簡潔に絞ったほうが良い.
声のトーンを上げ,楽しく質問しているというポーズをする.
高い声のトーン,もっと言えば楽しい感情を表すことが発表を良きものにする条件である.
もし,相手が陳腐で何の新規性もない発表をしたとしても,相手がすごく楽しそうに,自分はこれがやりたいんだ!と言うような感じで発表し,会場がそれを快く受け入れているときは,質問する際,飲まれないようにしなくてはならない.
なぜなら,質問に少しでもわかりにくい場合,回答者は,そのものを笑い者にできるからだ.
もちろん直接的にはしないが,「ちょっとよくわからないですね〜」といい,会場に目線を送るだけで,質問者は逆風が吹き,会場で孤立したかのようにに感じる.そして早く消えてしまいたいとさえ思うかもしれない.これは明快な質問をすることを妨げ,冗長なグダグダでかつ知り切れトンボな質問をすることになる.
自分は楽しく質問しているんですよ〜というポーズは絶対に必要である.いつでも躱せるのだと言う安心感が質問の質を向上させる.
まとめ2
自分はコミュ障で,むしろ勉強のために積極的に質問をするようにしている.(相手のスキのある部分を指摘してやりたいという意地の悪いことをしたいという欲求が無いわけでもない.)
今後も積極的に質問し,積極的に失敗し,質問の技術を向上させたい.