超勉強法を読んだ
本の概要
『「超」勉強法』中野信子,山口真由著 プレジデント社
中野さんの勉強法と山口さんの勉強法をそれぞれ語った上で、その後対話形式で進む本。 山口さんの7回読み勉強法は読んだ本だったのですらすらと読めた。
中野さんの勉強法は山口さんのものとは対立構造になっていて、特に勉強は楽しいものかどうかという点において異なっていた。
読書メモ
中野
- 「自分ごと化」すれば忘れにくい 1.1 地理ならばゴルゴ13になってみる。物理なら分子の気持ちになってみる。
- 教科書は講義の前に通読し終えておいて、教科書にないことを帰ってからまとめていた
- 頭の中で「エピソード化」された記憶が有機的に結びついているかどうかが重要
- 大切なのは喜びとしての学び
- 記憶のうちエピソード記憶は忘れにくい
- 学びとは「入り込み」「楽しみ」「自分のものにする」力
山口
- 才能ではなく回数
- 読めないならば基礎知識の欠如
- 「知っていること」「知らないこと」が8対2の割合になるテキストを選ぶようにしている
- 知っていることを4,5,6割と増やしていく
- 全部知らない数学の問題集などは最初から回答をみて解法を覚える
- 1~3回はサーチライト読み。全体像を白いノートに移していくイメージ。
- 4回目は頻出ワードに注目する。なんとなく多い単語や多く割かれている説明を見る。
- 5回目はキーワード、頻出ワードの説明に注目する。章ごとの要旨はなにかを考える
- 6,7回目は答え合わせのつもりで読む。先に要約しながら読む。
- 「この先にはこんなことが書いてあったはず」「これはこんな意味のはず」「やっぱりそうだったor違った」
セッションとその他
- 新しい自分へと変化する
- 天才じゃないなら努力するしかない
- ていねいに読む
- 「勉強ができる人」は才能ではなく自分が最も楽な方法で勉強できるひと。それを知っている人
- 規律とは今やっていることの重み付けを自分でできるひと
- 今やっている勉強が楽しくても目的のためにやめることも
- 素直さが重要
- 先人のルールを「素直に」やってみて効果的なこともある
- 自分ができないことを認める能力が必要
- 言語処理能力は後天的に伸びやすい
- 「ラベリング効果」できるとラベル付けされて認識してあげると実際子供が伸びる効果
- 「ホーソン効果」工場の生産性が世界から注目されているという認識を従業員が持つことで向上する効果
- 「経済的基盤を支える」ための勉強と「学ぶよろこび」のための勉強の二段構えが重要
- 経済的基盤がなければ、日々食うことに追われてジリ貧になる
- 仮設を独り言で立てる。「**は〜〜に違いない」