学生の備忘録なブログ

日々のことを忘れないためのブログです。一日一成果物も目標。技術系はQiitaにあげるように変更しました。

速読について

速読本を性懲りもなく買ってみた結果.

元々,多分に興味があった速読,(自己分析すると,超能力とかへの憧れの延長だった.)

しかし,色々読んだが,テクニカルでちょっと速くなるけど,すぐに「こんなもんか」と思って練習を怠るうちにまたもとに戻る,というサイクルを繰り返していた.

そんなとき,読書家が速読をするyoutube動画をみた

ステマ臭いのは嫌なので,固有名詞を出すのは避ける.この人が勧める本を読んでみた結果,実際速く読めるようになったし,これから速くなっていくだろうという自身も持てた.これは他の本では得られなかった.

Amazon CAPTCHA

要旨

この本は著者の宇都出氏が数々の速読セミナーを受講した経験から,速読界の流派と技術的特徴を比較し,速読を会得するに本当に必要だと悟ったことについて書いている本である.

その内容を私の解釈で,一行でまとめると,

速読は大量の本を速く何回も読むことで訓練され,習得できる.
  • 速読の早さは読者の知識量に依存する.
    • よって,本を大量に読むことでしか速度は上がらない.
  • 知識は拾えるものから拾っていったほうが効率が良い.
    • わからないところは読み飛ばす.
    • 何回も読む.
      • まとめ,目次を数分で10回読む.
      • 何回も読むために速く読む.

一回の読書で起こる順序としては,

  • 時間内に繰り返し読む回数を決める.
    • 繰り返し読む前提なので,自然とわからないところは読み飛ばす.
      • 理解しなければ,といった強迫観念が消え,リラックスして質が上がる.
      • かるところ,つまり大筋が頭のなかに全体像を作る.
        • 大筋がわかるから,だんだん速く,より深く理解できる.

私の速読の上達を妨げていた心理的障害を自己分析.

以下の内容は本に載っていることではない.

私は速読を習得しようとする際際,心の中で以下のようなセルフトークをしていた. 「難しい本を速く,たくさん読みたい.」

「そのためには速読の技術を習得しなければならない.」

この次に,

「速読上級者のような速度で読めない.」

「速読ができないなら,読書をしてもしょうがない.」

このような感じの挫折を何回も繰り返してきた.

あるいは,これは失敗し続きの独身が他の人よりもいい人を捕まえたいと考えるときの思考と似ているかもしれない.(この現象を引き起こす心理学的要因の名称は忘れた.)

“速読したくば,いっぱい本を読むしか無い.”

これが私の目を覚まさせてくれた.

子供の頃は読書が大好きだったのにいつの間にか避けていた.

いまでは失った時間を取り戻したいと言った感じで毎日本を読んでいる.

これからもどんどん本を読んで行く.

初のお祈りメール記念寄稿

お祈りメールとは

お祈りメール(おいのりメール、御祈りメール[1])とは、日本の就職活動における用語の一つで、企業からの不採用通知の俗称である[1][2][3][4][5][6]。祈りメール[7][8][9]、祈られメール[10]、お祈りレター[† 1][12][13]とも呼ばれるなど、表記には幅が見られる。 お祈りメール - Google 検索

人生初のお祈りメールを頂いた記念寄稿

実際に受けた感想

まあそうだろうな

実際,大したことやってないし,

というか目に見える形で成果物作ってないし,

発表もしたこと無いし,

心理的ダメージ

「成長しそうだ」という趣旨のご返信を賜ったが,それは「現状は採用するには未熟」ということであるため,実際の心理的ダメージが軽減されることはない.

だが,自分の「もしかしたら,こんなダメダメな自分の良いところを見抜いてくれるのでは〜〜」という夢見がちな子供っぽい妄想を打ち破っていただけたので,本当に応募してよかった.応募した過去の自分を褒めたい.

原因と対策

好きな古典

どちらも,上手い人と交わって恥をかきながら,頑張るのがいい.ということを教えてくれる.

山月記

中島敦 山月記

徒然草 150段

徒然草 現代語訳つき朗読|第百五十段 能をつかんとする人、

質問をする時の注意点

質問するときの注意点

  1. 気になる点を明確にする.
  2. 明確になっていない部分を明確にする.
  3. 不足していない部分を明確にする.

今回の質問

今回,自分は質問を失敗したと思っている.それは以下の理由だ.

  1. 質問したい内容が,明確になっておらず,相手を困らせる.
  2. 必要のない煽りをしてしまう.

今回は,発表の内容の独自性,新規性が皆無であったためにそれが直接「それはそこでやる必要はないのでは?」ということを言いたかったのだが,それを補足するための説明が質問を冗長なものにし,回答者を混乱させてしまった.これは健全な議論の妨げとなるため,冗長な質問は避けるべきだ.

まとめ

質問は,なるだけ,簡潔にした方がいい,

哲学的問答法

哲学者の道具箱(The Good Thinker’s Toolkit)」 を用いて質問を行う。

1.What:意味(それはどういう意味ですか) 2.Reasons:理由(その理由を教えていただけますか) 3.Assumptions:前提(それは~を前提としていませんか) 4.Inferences:推論(もしそうだとすると、~ということになりませんか) 5.Truth:真実(それは本当でしょうか) 6.Examples:例(それの具体的な例を挙げてくれますか) 7.CounterExamples:反例(それには~のような例外もあるのではないですか)

哲学的問答法のやり方【哲学対話入門】 | 生きる意味.net

人と議論をしたときに必ず後悔する

人と議論をしたとき,今回のような質問も含めて,なぜこのようにひどくネガティブな感情を自分の中に生んでしまうのか,自分なりに分析した.

まとまりをもたせ,グダグダにしない.

要旨をはっきりしないと,自分にとっても,相手にとっても良い結果をもたらさない.

相手はいらいらし,そこを詰めてくるからだ.

まとまっていないな,と感じたら即座に,「つまり,これこれということが言いたい(あるい聞きたい)のです.」と言う.

だが,これは最後の手段で,なるだけ簡潔に絞ったほうが良い.

声のトーンを上げ,楽しく質問しているというポーズをする.

高い声のトーン,もっと言えば楽しい感情を表すことが発表を良きものにする条件である.

もし,相手が陳腐で何の新規性もない発表をしたとしても,相手がすごく楽しそうに,自分はこれがやりたいんだ!と言うような感じで発表し,会場がそれを快く受け入れているときは,質問する際,飲まれないようにしなくてはならない.

なぜなら,質問に少しでもわかりにくい場合,回答者は,そのものを笑い者にできるからだ.

もちろん直接的にはしないが,「ちょっとよくわからないですね〜」といい,会場に目線を送るだけで,質問者は逆風が吹き,会場で孤立したかのようにに感じる.そして早く消えてしまいたいとさえ思うかもしれない.これは明快な質問をすることを妨げ,冗長なグダグダでかつ知り切れトンボな質問をすることになる.

自分は楽しく質問しているんですよ〜というポーズは絶対に必要である.いつでも躱せるのだと言う安心感が質問の質を向上させる.

まとめ2

自分はコミュ障で,むしろ勉強のために積極的に質問をするようにしている.(相手のスキのある部分を指摘してやりたいという意地の悪いことをしたいという欲求が無いわけでもない.)

今後も積極的に質問し,積極的に失敗し,質問の技術を向上させたい.

skype面談とその反省

Table of Contents

Skype面談をした.

人工知能によるデータ分析をする企業にインターンシップを申し込み,スカイプ面談をした.これの反省を書きたい.

口調について.

まず,一番後悔しているのは,面接であるというのに,緊張からかはっきりした物言いができなかったことだ.

これは,面接官の方にとり,いい印象があるはずがない.

学生時代にがんばってきたことは?

このような質問を想定してきたが,これはされず,もう少し具体的に,pythonの何をしてきたか,について問われた.

なるべく正直に答えようとしたが,焦りからか,なにかとんでもない虚言を言ってしまっていないかという恐怖があるが,覚えていない.

チーム開発の経験は?そのときの役割は?

iosアプリケーションをチームでアジャイル開発した経験があったために,そのときの自分の役割を話した.

「私の当時の役割は,開発のひな形を作って,それを提案すると言う役割をしていました.」

これは正直に言ったつもりであるが,少しでも大きく見せようとしてしまって,まとまりがない説明になってしまった.

pythonのモジュール,パッケージを何使う?

numpy,pandas,これしか言えなかった. 焦りというより,写経しかしてないから,パッケージがどうとか,これがなんのモジュールなのかとか,気にしていなかった.これは,自分の技量が全然であるということを白日の下に晒してくれた.いい機会だったと思う最大の理由だ.

我々に対し,質問はありますか?

これは,絶対に用意してくるべき質問だった.

興味がある会社ならば,質問有り余るほどあるはずだ.私は用意しておらず,緊張からか,python,R関係の本を大量にだされているが,これはなぜか,みたいなどうでも良い質問をしてしまった.

どんなことに興味がありますか?

これは,素直にデータ分析,もっと言えば,消費行動とかを気になると言った.

しかし,本当のことを言えば,自分は強い人工知能を目標にしている.だが,自分ごときにそんなだいそれたことができるとも思ってないし,それを得意とする企業でもないため,それはやめた.結果的には良かった.

https://ja.wikipedia.org/wiki/強いAIと弱いAI

その時の体調

自分が緊張する場面に対して,積極的に体調を壊すようなことをしてしまうということを再認識した.

全日は寝ずに,ウェブスクレイピングスクリプトを書いていた.(写経)これは,焦りから何かしなくてはと思いやったことだが,そんなことは何の役にも立たないことだった.

まとめ

面接を受け,良かった点

  1. 自分の未熟さ特に技術の習得と成果物のなさに正面から向き合う気持ちになったこと.
  2. 正直に,堂々と話すことは,訓練をしなければできないということに気づいたこと.
  3. 自分が緊張する場面に対して,積極的に体調を壊すようなことをしてしまうということを再認識したこと.

葬式の役割

“葬式不要,戒名無用”

これは白洲次郎の言葉で,あまりにも有名であるが,葬式は残された人のためのものでもあるので,一概にはかっこいいとも言えない.

葬式の役割

葬式の役割とはなんだろうか.

当然のことながら葬式とは故人を偲ぶ集まりであり,弔いの儀式であることは間違いないが,それ以外の社会的な機能,役割はなんだろうか.

葬式それ自体をやらない人が増える昨今ではあるが,明確に葬式がもつ役割をネットワークが発達した今の現状に合わせて行うことができてから,葬式をやるやらないを議論するべきではないだろうか.

オンライン葬式

情報空間で葬式を行うことができれば,実際に赴くことなく故人を偲ぶことはできよう.しかし,実物,つまり故人を直接見ることによってしか,得られない体験があるかもしれない.また,一種の同窓会のような役割もあるのかもしれない.

言い方が悪いかもしれないが,同窓会で会社は休めないかもしれない,しかし人の生き死にを出せば,違うのかもしれない.

VRが代替できないもの

2017年はVRが一般市民にも手の届くものになってきた年である.

これにより,人々が同じ情報空間を共有するということが以前よりリアルにかつ簡単にできるようになり,以前よりも高度なオンライン体験をすることが可能となると考えられている.

無意識が得ている情報量

我々人類は社会的動物である.言葉を巧みに操り,文字を使い,コミュニケーションを図る.情報伝達の技術が発達してからは,emailから始まり,今はVRである.

私が感じた問題点と発展

我々は様々な情報を無意識のうちに発信し,受け取っている.たとえば,ボディーランゲージ,視線,姿勢,表情,匂い,これらは言葉を用いない言語=ノンバーバル言語と呼ばれる.

これらの情報をVRによるコミュニケーションにおいて伝えるのは難しい.

特に双方向に情報を発信しあっている状態の場合,つまり皆がVRヘッドセットを付けている場合,かつそれ以外の繊細な表現を伝えられるコントローラーあるいはカメラがない場合は伝達不可能である.

カメラ会議においては

カメラ会議に於いては,カメラが主体であるため,表情,姿勢,視線,などの情報は送られる.しかし,VRヘッドセットはそれらができない.よって,カメラ会議それ自体はVR会議に取って代わられるものではなく,カメラ会議に足りない,言葉にしづらい主観的情報を伝えることが主な目的になると予測される.

まとめ

受信機であり,情報の発信機でもある,目,顔,を隠すことなく,情報空間に入ることができる技術的革新があったときが,人類が情報空間に本当の意味で没入しかつ自由にコミュニケーションを取れるときだと思う.

(匂いを情報としてエンコードし,受け手側がデコードするという悪魔的技術が先か,脳に電極を埋め込み現実を錯覚させるSF技術が生まれるのが先か,どちらにしろわくわくが止まらない)